皆さまこんにちはです~(・∀・)ノ
さて、たいがいなげーよと思われているかもですが(^^;)ゞ今日も前回(資本と利益の峻別)の続きです(ノ´∀`*)
次は組織再編の会計処理を見ていきたいんですが、その前にこの組織再編の登録免許税というのは非常にややこしい計算なので、前提として登録免許税の趣旨みたいなものを考えてみたいと思います。
なぜ税金というのは課されるのか?重いテーマですね(;´Д`)
この点、登録免許税に関しては学説上の争いがあるようですが、要は登記を受ける事により申請者がその内容に応じて一定の利益を受けるからです☆-ヽ(*´∀`)八(´∀`*)ノイエーイ得したぜ
なんらかの利益受けたんでしょ。だったらその利益に応じて税金くらい払えるでしょ。というのが国の主張ですm(▼皿▼)m ヨロシュウ
そしてこのように税金を負担できる力のことを担税力といいます。
この点、資本金の増加には1000分の7もの登録免許税がかかります(1000万円の増資なら7万円)これは申請会社が資本金を増加させ、その内容を登記することにより対外的に会社の信用が高まるという利益を享受できるからです。
また100万円より1千万円、1千万円より1億円の方がより大きい信用を得ることになるので、アップした資本金の額に応じて登録免許税の額も大きくなるよう定率課税方式がとられているわけです。
ちなみに話は横道にそれますが、印税ってあるじゃないですか。
なんか「税」がつくから本書いたり、作曲すると特別の税金でもかかるんかいと思ってたんですがこれは税金ではありません。
本とか売れると利益がでますが、それは著作者の作品あっての事なのでこの対価として出版社等から著作者に支払われるロイヤリティーのことです。
昔は著者が自分の姓を本に貼って、その貼った数に応じて報酬が支払われていたらしいです。
で、この支払方法が印紙税の納付方法(契約書とかにお金のかかる印紙をはって税金をとる方式)に似ているところからこういった税金らしい名前になったという経緯があります。
まーほんとどうでもいい話なんですが(ーー;)>
次回以降に具体的に組織再編の登録免許税を見ていきますが、上記の登録免許税の趣旨(申請者が登記によりなんらかの利益を得ている)は各組織再編の税額を計算するにあたっての根っこになる考え方なのでよく覚えておいてください(゚∇^d)
ではでは今週も頑張っていきましょε=ε=Σ┛ ̄ー ̄)┛