ちょっとバタバタしてまして更新が遅れましたがmixiを通じて皆さんからのたくさんお祝いの書き込み、メールをいただきありがとうございした。本当にこのブログやコミュをやってきてよかったなーと今更ながら実感しています。
今年自分のまわりでも確実に合格レベルにある方で涙をのまれた方がたくさんいらっしゃいます。私自身毎年ギリギリの不合格を経験してきたのでわかるんですが、数日間は勉強の方向性が見えなくなると思います。
でもあきらめないでください。
試験というのは往々にして合格か不合格つまり100かゼロのどちらかで評価されがちです。不合格はちゃんと勉強してなかったからとか。しかしそんなことは絶対ないと断じていえます。
合格レベルの人同士の争いになるとともにすごい頑張っててどちらを受からせても法律家として十分な素養です。しかし本試験でたまたま自分の知ってるところがでてうまくはまったかどうかとかそういったミリ単位の話で合否がわかれるてるだけです。
でも実際不合格だとあれだけ勉強したのにもうダメなんじゃないかと思ってしまいます。もう1年がんばってみてください。まだまだ伸びますから。自分も去年かなりのところまでいってもうこれ以上は伸びないなと思ったんですが、午後の択一の勉強を改良して比較を徹底させるようにしてからさらに数点上乗せでき、今年択一ははっきり基準を超えることができました。
つまり1年でまだのびしろがあったんです(10年以上という長期間勉強してきたうえでの更なる1年であったにも関わらず)
自分自身の経験でも毎年落ちた時は法務省から人格すらも否定されたような気持ちになってました。でもそんなことないんです。今年ダメだったかたも合格というまわりの人からみて分かりやすく、客観的な評価の対象となるものが得られなかっただけです。
本当は1年間多くの法律の勉強や社会生活を経験して0より10、70より80と確実に法律家として前に進んでるんです。ただ資格試験の性質に詳しくない人からみたらそれがわからないだけのことです。
だから今回ダメだったとしても自分のやってきた1年は本当にすごい事なんですから胸を張ってまた次の1年に向けがんばってください。
受験生という立場は世間でいわれるほどちゃちいものじゃありません。
ひとつの道を極め、自分の知識を多くの人のために役立ってもらうための大切な準備期間なんです。だから受験生として、またひとつの道を極める立場の者として誇りをもってください。
ひとつのことをやり続ける、がんばり続けるというのは本当に素晴らしいことですから。
来年の今頃、皆さんの喜びの声が聞けるのを今から楽しみにしています。